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海の上のピアニスト











■海の上のピアニスト■
★★★★  
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-1999年- 
ヒューマン
【アメリカ/イタリア】

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■監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
■脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
■出演:ティム・ロス / プルート・テイラー・ヴィンス / メラニー・ティエリー / ビル ナン
■第57回(1999年)ゴールデングローブ賞 音楽賞



+++ストーリー+++ ■太平洋の海の上で生涯を過ごした伝説の天才ピアニストの物語■
物語は、ナインティーンと共に過ごしたマックスが、楽器店に大切にしているトランペットを手放しに行くシーンから始まる........
もう一度演奏をしてから.....と、トランペットを吹き始めるマックス その曲を聴き 店主がながした1枚のレコード.......
その演奏を耳にするマックスが 静かに伝説のピアニストの思い出を店主に語り始める.......... 

1900年、大西洋を往復する豪華客船ヴァージニアン号の船内 機関士ダニーはピアノの上に置き去りにされた赤ん坊を見つける
名を1900=ナインティーン・ハンドレッドと名付け 自分の子として大切に育てていく......
船底で密かに育てられ すくすくと成長したナインティーン・ハンドレッドだったが、ある日 育ての親ダニーを船内事故で亡くしてしまう
別れのセレモニーでは悲しげな曲がひっそりと流れ漂う.......。
その後 ナインティーン・ハンドレッドは、一等客室で、音楽を奏出るパンドとダンスを楽しむ人々の姿を初めて目にする。
・・・と、その夜 ダンス・ホールに響き渡るピアノ音 
そこには、グランド・ピアノを弾きいる8歳のナインティーン・ハンドレッドの姿があった
音楽というものを知り、それからは、見事なピアノの才能を発揮していく
楽譜も読まず人々の表情などから気持ちを読み取りメロディーに変えてしまう天才的才能 独自の感性で、演奏されるメロディーの数々
そのメロディーは 多くの人々に 大きな感動をあたえていった。


+++感想+++
音楽によって気持ちが穏やかに温かくなり 主人公の思い・ストーリーの展開により、悲しく.....切なく.....
様々な思いに浸ったこの作品 音楽と共にみせてくれた数々のシーン一つ一つが心に残り感動的でもありました。
マックスとの出会い.....ナインティーンが、グランドピアノのストッパーをそっと外し 
船の揺れをリズムにとるかのように弾き始め グランドピアノが、演奏のリズムに合わせダンスを踊るかのように滑りだす。
二人が共に過ごした輝かしい日々.....。
一度も地上に降りた事のないナインティーンが、船から下りる決意をし タラップを一段.....また一段と降りていく.....
途中 足を止め世界の大きさに思い・考えるシーンは とても印象的でした。
店主がながした1枚のレコード 1人の少女を思い 弾かれたこのメロディーは、
誰もが心に沁みるような素晴らしい1曲だったと思います。
ナインティーン・ハンドレッドの生涯.....海の上で育ち船から1度も下りることなく.....過ごした人生....
ラスト....廃棄される寸前のヴァージニアン号 マックスとナインティーンの再開.....
結末を目にすると なんともいえない気持ちが込み上げてきました。 















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